令和6年1月1日に発生した能登半島地震からこの原稿を書いている時点において約5ヶ月が経過しました。今もなお被災地では仮設住宅にも移ることができず避難所生活を余儀なくされている方が多くいらっしゃいます。被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
全青税では被災をされた方々に何が出来るのかを知るために、まずは被災地に入り、本当に必要なことは何かを知ろうと思い、現地視察に行くことを決めました。
各方面に連絡をとり、前日までその手配で右往左往しましたが何とか無事現地へ行く段取りを整え視察へ。視察は4月7日から8日にかけ2日間、参加者は私、冨川をはじめ、阿部圭子会員(東京)、高橋紀充会員(東京)、髙栁律彦会員(神奈川)、藤原功子会員(近畿)の5名。
4月7日(日)
10時に金沢駅に到着後、駅前でレンタカーに乗り込み七尾市へ。七尾市には高橋会員のご友人で七尾市で税理士として活躍されている金山様と合流。金山様の案内により七尾市~志賀町、和倉温泉などを視察しました。被害が比較的少ないと聞いていたのですが、志賀町では家屋が所々倒壊し、車が家屋の下敷きになり潰れたままだったり、倒壊した家屋が道路に横たわっていたりと、未だに撤去されないまま放置されていました。和倉温泉ではホテルや旅館が建物の真ん中から割れ、その片方が倒れかけているものがあったり、建物の壁が剥がれ落ちていたり、道路はコンクリートがめくれ上がり、地割れがおきていたりと撤去や取壊しなどすら進んでおらず、被害にあったそのままの状態で放置されている街並みを見て言葉になりませんでした。
(被災地視察報告2を下記をクリックしてご覧ください)