『炎上せず残念!』 埼玉理事会報告
今回議長を務めました、埼玉青税の中村岳です。
令和6年1月21日(日)さいたま市浦和区の埼玉会館にて全青税埼玉理事会を開催しました。小雨の降る底冷えの天気の中、はるばる遠方よりご参加いただきました理事の皆様、誠にありがとうございました。冨川会長におかれましては、前日に開催された埼玉青税の新合格者祝賀会にもお越しいただきました。重ねて感謝申し上げます。
今回の主な議題は令和7年度税制改正要望書の検討・審議でしたが、毎年意見が真っ二つに分かれる医療費控除の取り扱いについては、今回の議論からは外すこととなりました。機会を見て改めて深い議論を交わすことで、全青税として統一した見解が出せる日が来ることを願っています。この論点に限らず激論のうえ大炎上も密かに期待していましたが、あまり意見が出なかったのは残念でした。
税政連や調査研究部で活動している税理士からは、「(全青税だけでなく各単位青税含めて)青税の意見書、要望書はよく読ませてもらっています」との労いのお言葉をよくいただきます。「青税会員はよく勉強している」という税理士会での共通認識の理由の一つですので、これからも丁寧な議論をみんなで進めていけたらと思っています。
また、本年元旦に発生しました北陸能登半島地震を受けて、全青税としてどういった形での支援ができるのかについても議論しました。我が国ではこの30年間、天災により数えきれない人的物的被害が発生しました。地域や損害の範囲、災害の種類も多種多様ですが、発災以後どのステージにあるのかによっても必要とされる支援の在り方が変わっていくことを社会が学びつつあります。私たち青税会員としても、金銭面での支援のみならず、災害税制についての研鑽や改正要望についても常に意識し備えておく必要があると思います。
理事会後の懇親会には狭い会場ながらたくさんの会員が参加し大いに盛り上がりました。私自身所用によりほぼ1年ぶりの理事会参加でしたので、懐かしい顔触れと楽しいひと時を過ごすことができました。また、Twitter(X)経由で新合格者がお一人参加され全青税ならではのノリで圧倒させていただきました。
まだしばらくは寒い日々も続きます。みなさまにおかれましては風邪など引かないよう繁忙期を乗り切りましょう。