法対策部、神奈川青税の石澤健太です。
9月14日(土)、第四回理事会が東京地方税理士開館で開催されましたので、僭越ですが当日の様子をレポートいたします。
週明けの台風一過直後の猛暑から一転、当日は秋晴れのさわやかな晴天の中、全国からおよそ50名の青年税理士が集結し、午前中は法対策部会・国際部会の開催、午後より理事会が開催です。
私は、午前中は法対策部会から出席しましたが、本日のメインは藤原税理士制度対策委員長による税理士法改正への答申(対日税連)について、青税意見のすり合わせでした。
部会内でも特に意見が分かれた項目が、『受験資格撤廃の是非』『税倍保険の強制加入の是非』です。
前段については喫緊の課題である受験者数減少をどのように食い止めるか、後段については、税理士の過失により多額の計算誤りがあった場合で税倍に加入していないときに、納税者に金銭的な負担が生じてしまわないか、それぞれ影響の大きい論点であるため、意見も様々です。
いよいよ次なる税理士法改正に向けて具体的な動きはじめた形です。前回改正で実現しきれなかった諸問題が解決されるよう、また納税者の権利が護られる制度が構築できるよう、連合会には積極的に動いてほしいと考えると当時に、それを青税が力強くプッシュしていきたいところです。
午後の理事会は、前半は審議事項として今年度後半の理事会開催日程、秋季シンポジウム備品の送付方法など、報告事項として国際部から韓国税務士考試会との勉強会の件などがありました。
日韓関係が冷え込んでいる中ではありますが、韓国の税務士制度には見習うべき点もあり、両国の税制の発展・納税者の権利擁護のためには、国同士の問題とは切り離して考える姿勢も必要なのかもしれません。
理事会の後半はさきほど述べた『税理士法改正への答申』について、理事全体での協議でした。
この件は理事会でもたっぷり時間をとって協議でしたが、部会同様に様々な意見が出て、大変活発な議論を交わし、あっという間に17時の定刻となりました。
理事会終了後は、みなさまお待ちかねの懇親会です。
税理士開館から徒歩5分程度の本格中華『福琳酒家』で35名の参加で盛大に開催されました。
理事会初参加の方には、恒例の自己紹介などもあり、こちらも大変盛り上がった懇親会でした。
さて、次回の理事会は福岡での開催です。その時にはいよいよ消費税が10%になっています。ソフトバンクホークスがリーグ優勝を決めていれば、福岡はおそらく記念セール真っただ中ではないでしょうか。
例年参加人数の多い福岡理事会です。増税の影響を感じさせないよう、みなさん博多でたくさんお金を使いましょう!
余談ですが、9月12日にスマホアプリのドラクエウォークが配信されました。ドラクエファンの私は事前登録をし、当日には即インストール、当日から勇者として冒険しておりますが、東京地方税理士会館はスライムとドラキーの巣窟になっているようです。
来月の北九州税理士会館にはどのようなモンスターがいるのか、今から楽しみです。