前研究部長の石澤です(神奈川青税所属)。
8月4日の全国大会兼シンポジウムの報告を致します!
シンポジウムが終わってちょうど一か月(この原稿を書いているのは9月4日)ですが、これまでかかわりがなかった大勢の方と関わることができ、このような役を担当させていただき良かったと実感しています。
全国大会と共催なので、安藤前実行委員長(以下、安藤さん。)とは特に色々と連絡を取りました。全青の場ではこれまでにもお会いしたことはあったので、声だけでなくお顔も存じておりましたが、色々と打合せする中でこれまで以上に親しくなれたのは何よりの思い出です!安藤さんと色々相談をする中で、本当に大きいのは声でなく『器』であることも知りました!
さて、全国大会報告はその安藤さんマターなので、私はシンポジウムの報告でございます。
硬い文章は広報誌に寄せましたので、こちらでは少しラフにいきたいと思います。文字数制限もないので、字数を気にせず自由に書き連ねますね!
まず先に一番大事なことを伝えさせてください。
今回、神奈川青税のハリ〇ポッターが最優秀賞という結果になりましたが、忖度や不正採点は一切ございません。しっかりと会場の皆様のリアルタイム採点を反映させたうえでの厳正な採点結果でございます。
決して
『石澤が研究部長だったから神奈川が優勝したのか?』
『深沢代表からいくら積まれたんだ?』
『ハーマイオニーの挙手の仕方全部同じじゃね?』
『登場人物とキャストの年齢層が矛盾してね?』
といったような根拠のない誹謗中傷はご遠慮くださいませ。
昨今、プロ野球選手や芸能人等に対するSNSでの誹謗中傷が社会問題化しておりますが、知性と見識を持ち合わせた青税会員の皆様におかれましてはそのようなことは一切ないと信じております。
改めまして、シンポジウム、楽しかったですね~。
岐阜青税の歴史的名作(個人的には殿堂入り作品)だけでなく、各単位青税の特色や、らしさが随所に出ていて、参加された会員の皆様の楽しそうな様子を思い出すと、今でもにやけてしまいます。
各単位青税の発表間の隙間時間など、アドリブ含めて司会をお願いした池辺前研究部副部長(池辺さん、以下同じ。)の軽妙な司会もシンポジウムを彩るスパイスになりました。改めて、司会をお引き受けいただきありがとうございました!
さて、各単位青税の発表はみなさまも現地で観覧されているものと思いますので、敢えて私からの報告は致しませんが、そのかわりに安藤さんも広報誌でチラッと触れていた当日実際に起こったトラブルについて紹介します。
- QRコード読込不可事件
今回シンポジウムの採点は、来場した会員の皆様にQRコードを読み込んでもらい、そこにリンクしたグーグルフォームによって採点をしてもらう方式でした。
当然一番重要なものはQRコードです。
こちらは試作を7月理事会に試しており、特に問題がなかったため、本番用のQRコードは前日の移動中の新幹線の中で作成しました。
QRコード作成アプリから各単位青税事の採点画面を作成し、png形式でダウンロード、それをワードに貼り付けて、その段階で読込テストOKだったのでパワポ担当の山本さん(名古屋個人会員、以下同じ。)にワードのまま送信しました。山本さんの方でも読込OKだったので、体裁を整えてPDFに変換し、必要部数を刷って、当日の受付に備え置いておきました。
当日、神奈川青税の一員として読み合わせをしている最中、監事の妹尾さんから悲鳴とも怒声ともとれるような
『石澤君!QRが全く読み込めない!』
との信じられない一言が!?
妹尾さんのスマホの不調(妹尾さんごめんなさい)かな?と思い、僕も自分のスマホで試しましたが、読み込めません‥‥
備え置いていた用紙を確認すると、QRコードの四隅の四角形がありません・・・
後から判明したのですが、ワードに貼り付けたQRコードをPDF化すると、なぜか拡大されて、端っこが切れてしまうようです。
慣れないことはやるもんじゃないです(一度目)。
ただ、そんなトラブルにも百戦錬磨の山本さんから
『スクリーンにギリギリまで拡大したものを映そう』
と神懸的提案が!!
その方法で試してみると、会場の最後列からもしっかりと読み取りができたので、何とか事なきを得ました・・・
チェックをしてくれた妹尾さん、機転を利かせてくれた山本さん、急な変更にも何事もなかったように会場説明をしてくれた池辺さん、本当に感謝です!
ありがとうございました!
- 採点結果同期不可事件
さて、なんとか無事に採点もできて、発表全単位青税の採点結果が私のGoogledriveに集まってきました。
『後はこれをスプレッドシートに落とし込んで、SUM機能で平均値算出や!』
と意気込んでいたら、スプレッドシートに同期された文字列『〇点』となっていたため(つまりは数値のみではないため)平均値が算出されないという想定外の事態が起こりました・・・
記憶にある方は採点シートを思い出してみてください。
各項目の評点表示が『〇点』になっていたはずです。
評点表示を『〇』と数値のみにしていれば、この事態は防げたのです・・・・
慣れないことはやるもんじゃないですね(二度目)。
色々セルを加工したり、関数組んでみましたが僕の知識だけではどうにも打開できません。いよいよ追い込まれましたが、こうなったら手作業しかありません。頭から電卓で足していったら、絶対に間違えます。間違えた結果が神奈川青税の優勝だったら、魔女裁判になりかねません・・・
そのため、評点の列を降順にソートすることで、計算をしやすくし、何とか発表全青税の採点も終了しました。
すると、ここで神奈川青税が一位という結果が…
さすがに計算ミスで神奈川が優勝となってしまっては、不正が疑われかねない、と念のため再計算しましたが、結果は同じですので、冒頭記載したような不正は一切ありませんことをここでも再度念押しを致します。
この作業は、全国大会が終わった後に1Fロビーで必死にやっていたため、鬼の形相で作業している私を見かけた方がいれば、それは必死に集計をしていたためです。
と、採点に関わる大きな二つのポイントに大トラブルがありましたが、周りの方々のサポートもあり、ギリギリのところで何とか無事に終了することができました。
さて、来年は東京でのシンポジウムです。
『5年後の社会においてあるべき税制』
というテーマを前期の研究部で決定しましたが、運営を担当するのは小西研究部長です。来年も楽しいシンポジウムが開催されることを祈っています。
私は緊張感なく、客席から観覧させていただきます!
最後に、今年のシンポジウムに関わってくださった全て皆様に改めて心より御礼申し上げます。執行部、研究部員、ご当地会員の皆様、そして各単位青税において論文執筆から当日の発表に携わった方々、皆様のおかげで今年のシンポジウムを無事に終えることができたと、改めて実感しております。本当にありがとうございました!
神奈川青税 石澤健太(前研究部長)