【法対策部】1月11日 拡大法対策部会

法対策部長の安藤です。

1月11日(土)、拡大法対策部会、拡大国際部会、ドイツ税制勉強会が名古屋のウインクあいちで開催されました。拡大法対策部会は10:00~15:45、拡大国際部会は13:00~15:45、ドイツ税制勉強会は16:00~18:00(活発な質疑により18:15まで延長!)で行われました。

法対策部会では、令和8年度税制改正要望書の議論を中心に行われました。今年度の法対策部会は、勉強会や意見書作成などで税制改正要望書の議論があまり出来ておらず、税制対策委員会の持ち時間180分を超過するほど活発な意見を出し合いました。

特に前回の要望書で意見が割れた医療費控除については、現状維持か、縮小か、廃止か、今年度も意見が割れました。高橋紀充会長からも意見をいただき、段階的に縮小する要望で内容をまとめることになりました。

また、財産評価基本通達総則6項について、近年の判決事例も踏まえつつ、要望書に載せるか否か、様々な意見が出ました。

1月の理事会で審議可決となるか、澤井税制対策委員長の腕の見せ所です。

大澤税理士制度対策委員長より、仙台ミーティングの開催に向けての話し合いをしました。今年度はドイツの税制や税理士制度を勉強する機会があるため、全青ならではの税理士制度について熱く議論をすべく、5月の部会とその翌日に岡山ミーティングとして開催することを決めました。

テーマはまだ検討中ですが、「税理士の使命」と「無償独占」の2つを題材に議論をする予定です。参加人数が多ければ、もうひとつテーマを増やして「資格取得」についても議論をする予定です。

上原納税環境整備委員長より、12月までに実施した勉強会や意見交換会について、簡潔にご報告いただきました。

安藤法対策部長より、国家資格システムの意見書と損失額計算システムの要望書について、意見聴取を致しました。

今回も長丁場の拡大法対策部でしたが、唯一自分を褒めるとしたら、部会参加者にハーゲンダッツのアイスを提供できたことです。真冬でしたが、アイスも値上がりしていましたが、熱い議論からのアイスブレイクで一体感を出せた、、、と思っておきます。

16時より、法対策部と国際部とが合流し、荒川章三税理士(名古屋税理士会:昭和支部)を講師として「ドイツの税制と税理士制度」をテーマに2時間の勉強会が開催されました。

講師は自費も含めて7回もドイツに行かれるほどのドイツ通で、勉強会で着ている洋服もドイツで買ったものでした。ドイツの税理士試験は生涯3回までしか受けられないそうで、実務経験も8年必要とのこと。そのこともあり、ドイツでは税理士の地位が高く、車を何台も持っている話を聞き、少し羨ましく思いました。

懇親会ではいつもながら、会員同士が和気藹々とした雰囲気で交流を深め、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。

最後に、全国の税理士が集まって熱い議論をする法対策部会は、部員以外の会員も参加できます。会員の皆様、現地でお会いできるのを楽しみにしております。

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