【法対策部】日税連理事会の傍聴報告

皆さん、こんにちは。日税連担当委員長の森智之です。

2018年12月19日に開催されました日税連理事会の傍聴報告をさせていただきます。

日税連理事会は3か月に1度、大崎駅前にある日本税理士会館にて、午後から3時間程度の時間で開催されています。日本税理士会館は、大崎駅直結で非常に立地が良いです。

全国青税としては、執行部を中心として毎回10名程度で理事会を傍聴していますが、今回は総勢14名で理事会傍聴を行ってきました。

理事会前に、日税連が従来行っていた大学での寄付講座に替わり、新しく「税理士による租税講座」が開設されることを受けて、租税講座を開催することが決定した大学の学長から、開講にあたっての挨拶がなされました。

新しい租税講座は大学の教員ではなく、税理士が租税講座の講師として派遣され、学生に向けて租税講座や税理士制度についての講義を行うカリキュラムになっているとのことなので、この講座が若い世代に税理士の魅力を伝える良い機会になることを期待したいです。

理事会に入り、冒頭、神津会長から挨拶がなされました。先日発表された第68回の税理士試験の結果についてや税制改正大綱に取り上げられた建議項目についてなどが、述べられました。

今回の議題は、審議事項はなく報告事項のみ。

アメリカ税制視察やAOTCAのモンゴル・ウランバートル会議出席の報告、日税連が行った災害に対する見舞金の出損についてなどの報告がなされました。

今回行われた視察の研究報告が、会報誌やHPで報告書として掲載される予定ですので、興味のある方は日税連会報誌やHPなどで確認ください。

2018年は日本各地で地震災害や豪雨台風災害が頻発しました。災害に見舞われた被災者の方への支援は社会的に意義がある施策ですので、今後も社会貢献の面から税理士会としてどのような支援が出来るのか検討していただきたいと思いました。

今回の理事会は、審議事項が一つもないという状況でしたが、全国から理事が集まって議論や決議をする場が理事会であるべきです。形式的な会議ではなく、有意義な意見交換ができる理事会であって欲しいと感じました。

日税連理事会傍聴は、地域によっては移動時間を含めると1日仕事になってしまいます。時間的にも結構な負担がありますが、機会があれば是非1度、日税連理事会を傍聴をされてみては如何でしょう。

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