こんにちは。埼玉青税の大澤です。
令和7年5月17日(土)と18日(日)の2日間にわたり、岡山ミーティングを開催しました。
会員相互で直接意見交換を行うことを目的として、全青税の会員が一堂に集う全体ミーティングは過去において何回か開催されておりましたが、新型コロナウイルス感染症の蔓延等もあり、今回の岡山ミーティングは平成29年の仙台ミーティング以来、なんと8年ぶりとなりました。
初日の5月17日(土)の午前中は岡山コンベンションセンターで全体会でした。藤原総務部長のパワフルかつ軽快な語り口により、税理士制度の歴史と過去の税理士法改正の解説をおよそ1時間半にわたりお話していただきました。
ちなみに、2月23日は「税理士記念日」ですが、これは税理士法の前身である税務代理士法が昭和17年2月23日に制定されたことに由来するそうです。

(日税連その日の午後は岡山理事会だったため、分科会に分かれての議論は、2日目の5月18日(日)に、会場が変わり、ヒカリホールディングスの会議室で行いました。なお、今回の岡山ミーティングでは過去の全体ミーティングと同様に3つの分科会を設置しました。

第一分科会では、「税理士の使命」というテーマで、AIの進展や税理士の立ち位置を踏まえて税理士が果たす使命について討議しました。

第二分科会では、「無償独占」というテーマで、もしも無償独占が無くなったらという仮定もしつつ、無償独占の意義について討議しました。

第三分科会では、「税理士資格」というテーマで、資格取得について、国税OBや弁護士や公認会計士への資格付与の問題や税理士試験の受験資格の見直しについて討議しました。のホームページにも、その旨の記載がございます。)

DX化の進展やAIの台頭等によって、税理士の業務も様変わりしている観がありますが、納税者の利便に資し、そして信頼が得られる税理士となるためにはどうすれば良いのか、という議論が出来たかと思います。
やはり会員同士が膝を突き合わせて議論を交わす機会は貴重であると改めて感じた次第です。
今回の岡山ミーティングには総勢39名が参加し、「2025年のこんにちは」は、盛況のうちに終わりました。
