こんにちは、東京青税の石山です。4月24日(木)、東洋大学白山キャンパスにて、税理士であり東洋大学法学部教授でもある泉絢也先生の授業を1コマお借りして税理士職業紹介セミナーを行いました。司会進行役として高橋会長、パネラーとして冨川前会長、安藤PR委員長、石山、写真撮影担当・タイムキーパーとして井上会員、PC投影担当として安藤法対策部長が参加しました。こちらの6名で前日、銀座に集まり打合せを行いました。夜も更け終電が無くなりかけた頃、1月の國學院大學PRで登壇された神奈川青税の吉澤会員が藤沢から颯爽と応援に駆けつけてくださいました。我々は熱く込み上げてくるものをグッとこらえながらお先に失礼しました。 翌朝、高らかで立派な正門の前に集合した後、泉先生に教室までご案内いただきました。


授業の冒頭、税理士に関するクイズに学生さんから回答をいただきながら軽くウォーミングアップ。その後、学生さんから端末を介して随時質問を受け付けるスタイルにより、「税理士とは?」という職業紹介から税理士資格の取得方法について説明しました。学生さんは就職活動を控えている3年生が中心で、税理士試験の受験を考えている方もいらっしゃいました。熱心に耳を傾けていただいていることがヒシヒシと伝わってきましたのでPRも自然と熱を帯びていきました。普段なかなか聞けない青税仲間の話も興味深く、クライアントの恋愛相談に乗っている会員がいることを知り、税理士を志したきっかけが勘違いだった会員の話を聞いて勘違いから始まる人生の機微に思いを馳せました。

学生さんから集まった質問は36個、感想はなんと300個も寄せていただきました。堅苦しいと思っていた税理士のイメージが変化しました、試験制度が科目合格制であることに驚きました、働き方の多様性に魅力を感じました、税理士業務が独占業務であることを知りました、AIとの共存と税理士資格の将来性、稼げるけど大変そう、、、等々寄せられた質問や感想一つ一つに多くの気づきを頂き、あっという間の70分でした。授業の後、卒業後の進路について個別に質問された熱心な学生さんもいらっしゃいました。

教室を出てから泉先生にサッカーグラウンド並みに広い学食をご案内いただきました。本格的なランチを頂き散会しようとした矢先、高橋会長の背中にカレーのようなカレーでないようなシミが付いていることに井上会員が気づきました。いつ、誰が、何のために、、


後日、メンバーで手分けして当日お答えできなかった質問に回答しました。回答の結びに当たり、安藤PR委員長が「시작이 반이다(シジャギ パニダ)」という含蓄のある韓国の諺を学生さんに贈りました。「始めることができたら、すでに半分は終わったのも同じ」という意味だそうです。お話を聞いていただいた学生さんにひとつでも心に残るものがありましたらとても嬉しい事です。貴重な講義のお時間を割いていただいた泉先生、熱心にお話を聞いていただいた学生の皆様、事前準備をいただいた安藤PR委員長、応援に駆けつけて頂いた吉澤会員、同席いただいたメンバーの皆さん、ありがとうございました。
