国際部長の山本です。
韓国税務士考試会の第52回定期総会へ出席するため、11月17日~19日という日程で訪韓してきました。
もともと今年度の初めには、まだコロナがひどくて全国青税の総会に考試会のみなさんを招待することはできませんでした。その後、夏の終わりとともにコロナが急激に落ち着き、日韓の渡航も制限がなくなったことから、考試会から招待を受け、3年ぶりの訪韓となりました。
メンバーは、山田会長、東総務部長、国際部長の私と、国際部から稲葉会員に参加していただきました。
誰しも久しぶりの海外、空港での取り回しにも自信がなく、東京・名古屋・京都から関空に集合して出発。仁川空港までお迎えに来ていただき、初日の夜は考試会役員:交代前のみなさんとの会食です。海鮮を中心とした韓定食をいただきました。全国青税総会にて祝辞を送っていただいた、イ・チャンシク会長にもやっとお会いでき、コロナ禍での経済状況、そこでの税理士の役割など、刺激ある会話ができました。なお、日本から東本会員も個人的に来てくださり、考試会のみなさんの中でも日本語が堪能な方に通訳をしていただいたので会話に困ることもなく、3年ぶりの国際交流の第一夜を楽しく過ごすことができました。
翌日は考試会のみなさんの案内で昼間からソウル市内を観光。123階建ての超高層ビル、ロッテタワーの展望台へ。幸いにも快晴で、ソウル市を360度眺めることができました。新国際副会長のジョインジョンさんも日本語が上手で、ほぼ会話は日本語で進みます。昼食は肉料理が中心の韓定食ですが、この肉が旨い。しばし周辺を散策した後、いよいよ考試会の定期総会へ向かいます。
山田会長はこのときまで実はあまり落ち着かないでいたかもしれません。
考試会総会での祝辞、伝統的に全国青税会長が韓国語で(全文もしくは一部)挨拶をしています。今回も急遽の訪韓ながら、東本会員に韓国語の発音やイントネーションを教えてもらい、しこたま練習してから臨んでいます。
定期総会会場は200席ほどあり、スケールの大きさに圧倒されます。関係各所の参加者が出揃い、総会が始まると、議案審議前に祝辞の時間が来そうな雰囲気。用意した原稿は承認可決後の前提なので、急遽、内容を入れ替えて対応です。
「オレガンマニンミダ!」(おひさしぶりです)
会場から拍手が沸き起こります。
無事に韓国語を交えた祝辞をこなしました。
全国青税の会長と考試会の会長とで恒例のプレゼント交換を行いました。
山田会長からは京都の色紙掛軸と、会長の奥様手作りのポーセラーツの器を。
イ・ソクチョン新会長からは、様々な形に変えられる木製の器を。
それぞれ交換して贈りました。
その夜は多くの考試会会員のみなさんに囲まれ、二次会も遅くまで盛り上がりました。
さて、最終日、ホテルをでるのは朝6時半です。
もともと福岡理事会が予定されているところ韓国行きをねじ込んだため、最終日は午前中の飛行機で福岡へ向かうのです。そんな中、考試会新年度役員のみなさんが、ついさっきまで飲んでいたようなみなさんが、改めてお見送りだけのために集まってくれる。朝食を食べる場所がないかもしれないと、朝食代わりのお菓子なども詰め合わせて渡していただきました。何よりこのときが一番嬉しく思いました。
無事に福岡について、福岡理事会にて熱気冷めやらぬ報告をして、2022訪韓は無事に完了しました。
次は2023年8月の全国青税定時総会に来て頂く番。
今年度の国際部も忙しくなりそうですね。