【総務部】第6回全青税理事会(2023/11/19東京理事会)

東京青税の今井司です。

令和5年11月19日(日)に晩秋の晴天のもと第6回理事会が東京で開催されました。
理事会会場である東京税理士会館の最寄り駅はJR代々木駅と千駄ヶ谷駅となります。当日は渋谷駅の改良工事のため山手線の内回りが運休となり、帰りに品川駅から新幹線を利用する方々は迂回しなければならないこととなり、帰路が少し気になりながらの開催となりました。

13時から開始した理事会冒頭に富川会長から11/16~11/18の日程で韓国光州広域市において開催された韓国税務士考試会定期総会の参加報告があり、連日の深夜まで考試会の方から歓待を受けた旨の挨拶がありました。前日までのハードスケジュールにもかかわらず会長は元気な様子です。

その後、収受印押印の見直し意見書、事前納付書交付廃止反対の要望書、納税者権利憲章制定に向けてのパンフレットなどの審議が行われ賛成多数で承認可決されました。

申告書等の控えの収受印押なつをしないことについては税務署が申告書等を紛失するリスクを低減することが、今回の収受印押なつしないことの目的であるとのことで、納税者に不便を強いる見直しは青税としては意見を言わざるを得ないところです。

理事会終了後15時から国税不服審判官の経験のある東京青税会員の高橋康夫税理士・弁護士を講師として「国税不服審判所の在り方とその向き合い方を考える」をテーマに2時間の研修を行いました。講師ご自身のご経験を踏まえて国税不服審判所の制度や改善すべき点や国税不服審判所を活用するために税理士が何をしなければならいいか、をお話しいただきました。

税理士が心がけることとして、裁判例や学説の十分な調査研究が必要であること、主張が論理的であること、また結論の妥当性が大切であることと説かれていました。

さて、勉強の後の楽しみは代々木駅近くの飲食店に移動しての懇親会です。会員同士の懇親を深めるための懇親会ですが、新たな試みとして青税会員以外の方も参加できる懇親会となりました。大変残念ながら私はどうしても予定が合わず参加できませんでしたが青税以外の方(青税に加入していない税理士や税理士試験受験者の方)も大勢参加いただいて楽しいひと時となったようです。新幹線の終電を気にしながら楽しんでいた方もいたともいます。

渋谷駅は大規模開発のための線路切換で繰り返し運休を伴う工事を行ってきましたが、これが最後の工事のようです。東京理事会ではなかなか立ち寄ることがないと思いますが、渋谷支部の今井としてはずっと変化をし続けるダンジョン渋谷駅にもぜひ足を運んでいただきたいです。

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